私がクラークハッチ体育センターに勤務
していた時の思い出の一つをお話します。
私は中学生のころから大の
プロセスファンです。
プロレス会場に行ったりテレビで録画して
毎回観ていました。
ジムの経営者の一人クラーク・ハッチさんと
プロレスラーのデストロイヤーさんが友人と
いうことで、海外から来日するプロレスラー
はフリーパスでトレーニングできる約束に
なっていました。
ちょうど３６年前の１月最後の日曜日の
ことです。
私は昼食を済ませロッカーに立ち寄ると、
ゴッツイ背中をした２人組が着替えを
していました。
声をかけると、ダイナマイトキッドさん
とデイビーボーイスミスさんでした。
ホーガンさん、ダグファーナスさん、
ブロディさん、ハンセンさんや全日本の
レスラーは馬場さん、鶴田さん、天竜さんや
全日本の選手とは会っていましたが
キッドさんとスミスさんとは初対面でした。
プロレスラーの皆さんは、体が大きく力も
強くトレーニングマシーンが小さく
見えていました。
今日の主役の一組、キッドさんは
ピリピリムードでスミスさんは
のんびりとした対照的な印象でした。
トレーニングが終えた２人と話をしました。
Contents
タイプ別優位感覚の特徴
キッドさんは、
身体感覚優位タイプ：落ち着い
たテンポで感触、直感的な表現や雰囲気を
気にしながら話をしていました。
スミスさんは、
視覚優位タイプ：イメージ、話すテンポが早
口、身振り・手振りが大きく、視線が上を向
くことが多く、イメージする印象です。
あくまで３６年前の記憶ですから、間違って
いるかもしれません。
２回目会ったとき、キッドさんがスミスさん
のウエアーが臭いとジョークを
言ってきました。
優位感覚 視覚優位タイプ・聴覚優
位タイプ・身体感覚優位タイプ
私たちは、話を聞いている時に五感で
理解しています。
無意識的に過去の体験にアクセスして、
意味づけしてから言葉を理解しています。
日頃良く使う「がんばれ」の言葉に、
応援されている明るい体験と、
上手くいかなかった
辛い体験で感じ方が違っています。
話を戻します。
キッドさんとスミスさんが帰って１時間後、
なんと２組目の主役ウオーリアーズと
マネージャーがトレーニングに来ました。
アニマルさんとホークさんもパワー全開で
驚きの連続です。この時の私は、
２人の体の大きさとパワーに気を取られ
見物人状態でした。
なかでも注目したのは、元パワーリフターで
全米チャンピョンのマネージャーポールさん
のデッドリフトでした。アップなしベルトも
付けないで、いきなり２００Ｋを７回引きま
した。ストラップなしです。
最後は２７０Ｋを７回、この時私のベルトを
つけてます。ストラップなしです。
インターバルなしプレートを付けるだけで
続けて３セットで終了。
凄いの一言。
この日はプロレスファンとして、
私の最高の思い出となりました。
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